私は、秋田市豊岩で生まれ、大学進学で上京しましたが、「秋田の発展に人生を捧げたい」と県庁に入り、最後は副知事まで務めさせていただきました。
県庁職員として最も力を入れてきたのが「秋田の産業づくり」です。これは、一朝一夕に成果が出るものではなく、一職員としても、副知事になってからも、全国各地や海外を回り、ようやく一つひとつの種が芽を出し、芽は確実に育ってきました。秋田が這い上がっていく、豊かになっていく環境を一生懸命つくってきた一人として、県民の皆さまが豊かさを実感できるまで走り切るのが、私の責任だと思っています。
私は、秋田のためにやりたいことが3つあります。 1つは、秋田の産業をしっかり育て切ること。言ってみれば飯のタネをどんどんつくって所得を増やし、県民の生活を豊かにすることです。 2つ目は県民の暮らしを守ること。物価高、クマ、特殊詐欺などの対策を強化し、医療・福祉・介護の提供体制を盤石にし、そして、温暖化が進むなかで災害に強い秋田をつくることです。 そして、3つめは秋田の未来を担う子どもたちのこと。日本で最も少子化が進んでいるからこそ、生まれてきた子どもたちを日本一大切にする秋田をつくることです。 この3本柱で、秋田の最大課題である人口対策に真っ向勝負を挑みます。秋田を思うありとあらゆる方々と手をたずさえて、覚悟を決めてやり抜きます。
生まれ育ったこの秋田が発展し、後世に素晴らしい秋田を残していきたいと思うことは、秋田に生まれ育った者として誰しもが共有する思いのはずです。 秋田に、もっともっと強い産業をつくらせてほしい。秋田を、もっともっと災害に強く安心できる地域にさせてほしい。秋田に生まれた子どもたちがもっともっと元気に活躍できる環境をつくらせてほしい。秋田を思うすべての県民が、一丸となって秋田の発展に取り組んでいける、そんな県政をつくらせてほしい。
ふるさと秋田のために、人生を捧げ、全身全霊で働きます。